とある中年女性の日記

一人の時間と惰眠を愛するわたしの脳内と暮らし

いまだからこそ「画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか」 名古屋市美術館

こちら、観てきました。 

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 美術を語る言葉は十分にもっていませんので、感じていただけたらと思います。      http://spmoa.shizuoka.shizuoka.jp/_archive/exhibition/img/kazuki/main.jpg

 

香月泰男 《涅槃》 1960年 山口県立美術館(寄託)

 

軍隊毛布に包まれて極寒の大地に横たわる男。痩せ細った男たちの悲しみの表情 が周囲を取り巻いている。遺蹟の壁に浮ぶ幻影のような《涅槃》の世界。 東京美術学校を卒業後、美術教師として勤めながら制作を続けていた画家・香月 泰男は、1943 年に応召、出征して、満洲ハイラルに駐屯。戦地においても《ホ ロンバイル》を制作、戦時特別文展に出品した。奉天において敗戦を迎え、ソ連 軍に武装解除され、シベリヤの収容所に送られた。厳寒の大地での過酷な労働。 栄養失調で衰弱死する仲間たち。1947 年 5 月に帰国するまでの従軍とシベリヤ抑 留の体験は、香月の心に深く刻みつけられた。 しかし、独特の黒い絵画の様式を確立して、「シベリヤ・シリーズ」が本格的に制 作が開始されたのは、戦後 10 年以上を経てからであった。

文章引用元 URL

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&ved=0CB0QFjAAahUKEwjCkLaQif3HAhWhLqYKHQ-cCH8&url=http%3A%2F%2Fwww.city.nagoya.jp%2Fkyoiku%2Fcmsfiles%2Fcontents%2F0000071%2F71183%2Ftokubetuten.pdf&usg=AFQjCNETUFVc6vaf4SAAKb__RqP4c6llHg

 

 

他にも様々な画家たちが戦争というものに対峙して作品を描いていました。

画家たちと戦争:彼らはいかにして生きぬいたのか 展示作品紹介|名古屋市美術館

戦意を鼓舞するという要請で戦争画を描いた画家(藤田嗣治戦争画を描いていたことを初めて知りました)。クールに皮肉を交えて描いた画家。

 

そこに画家それぞれの主観と個性があるのですが。

表現は様々でも、画家というのはは自分が見たままのようにしか描けない(軍がいかに戦争を美化しようとし、その要請に応えたつもりだとしても)。

芸術家は何よりも正直な存在であって、そういう存在であるのが存在意義であるとも思う。

 

それぞれの主観的な眼で描かれた一枚一枚の「戦争」。でも一鑑賞者として見渡したとき、絵画の数だけあるどの角度から見ても、どう見ても、すべての戦争を描いた絵画からみえる「戦争」は客観的に醜く愚かなものにしか見えなかった。

いま、多くの人にとって何が正しいのかどうしたらいいのかわからない状況だと思います。わたしも多くの方と同じく漠然とした不安を感じます。

だからこそ、その心と頭にゆさぶりをかけられる展覧会でした。

 

 

 

秋の都会のオアシス(名古屋市白川公園)。

風が気持ち良く、至福でした。

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以上でした。