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とある中年女性の日記

一人の時間と惰眠を愛するわたしの脳内と暮らし

忙しぶってる女と何もしていない男がただ並んでいる。わたしはそれが羨ましい。

川沿いに散歩に行った。

もうすぐ寒い、長い冬がやってくる。

今の時期の晴れた日はその冬へのカウントダウンとして貴重。

わたしは冬が苦手なのだ。

 

散歩に出るのはそんな理由だけ。

 

河口近くの川幅の広い川の堤防。

堤防も幅広く取ってあって、朝夕はジョギングや犬の散歩をする人々で賑わう、といってもいいくらいであるが時間は真昼間である。でも人がいないこともない。

 

その全てが男性であった。

 

そして何をしてるって…

 

見事に何もしていない。

 

いや、釣りをしているアラ環のオッサンはいた。

しかし釣り…ここは別に釣りの熱いスポットでもなんでもない。

地元であるがここで採れた魚を貰ったこともなければ食べたこともない。

しかし釣りを「している」。それだけでこの場所ではオッサン、意識高い系No1だよ!

 

立位のまま腰に手を当て水面を眺めるビジネスシャツにネクタイの中年の男。

軽自動車の運転席の窓を開けて、AMラジオを聴きながら気持ちよさそうにシートを倒している年齢不詳な男。

ママチャリにまたがったまま釣りをするオッサンを眺める高齢の男。

 

まあ、あと3人くらい居た。なんか、ただ歩いている男とか、座っている若い男とか、タバコを吸っている男とか。

 

なんかそれを眺めていて思った。

やっぱり女は忙しいんだよ。

若い時はめかして男を捕まえるのに忙しい、捕まえたと思ったら男の世話をするのに忙しい。そして結婚して安住の地を得るはずもなく家の世話に子供の世話。その上仕事も抱え込んじゃったりして。

まあ、女は生物学的に世話好きな生き物だから自分でやる事敢えて見つけて自分で忙しくしちゃってるとこもなきにしもあらずですが。

 

でもいいよねー。

男ってさ。

見事に何もしていないところが何かサマになっててさ。

 

真昼間の川べり人種として異種のわたしはそう感じた。

わたしも、起きてる時のほとんどの時間を誰かの、何かの世話に費やしてる(仕事もそんなんですし、小さな子がいるし)多忙な女ですから。

 

 

わたしは今、パートナーがいない。

数年前までは夫という名のパートナーがいたのだが今は一人だ。

それから特に寂しいとか本当に思ったことがない。

理解し合おうと何度も話し合ったが、結局こうなってしまった。それに後悔もしていない。

理解が無理ならそのまま受け入れよう、そういう覚悟もできなかったのは少し残念な気もするが、その時できなかったんだから仕方ない。

 

 

でも、世話ばかりして忙しぶってる女にとって、何もしていなくても平気にサマになる男。

 

 

やっぱり基本的に女の隣にはそんな男がいるのがいいのかも。

実のあることな〜んもしないで、何考えてんのか全然わかんないけどね。

理解なんてできなくても、ただそれでいいんじゃないか。

 

空のどこを見ている - fork and cream chair

 

この記事で言及してもらって、そんなことを思いました。

 

 

以上でした。